社会を変えるチャレンジに寄り添い、背中を押す存在でありたい。
まずはNEWMANの事業内容について、あらためて教えてください。
多湖:当社はブランディングやマーケティングの観点から、企業・ブランドのクリエイティブ全般を支援するクリエイティブエージェンシーです。
クライアントの幅が広いのは特長の一つで、大手広告代理店からお声がけいただき外資系ブランドの支援を行う案件もあれば、スタートアップやベンチャー企業、そして”カルチャープレナー”と呼ばれる、新しい文化を作ろうとしている起業家の方とともに事業戦略からクリエイティブ制作まで一気通貫で伴走させていただくこともあります。
また、最近は「テクノロジー×クリエイティブ」として、テクノロジーを軸としたスタートアップの技術や製品の見せ方を考えたり、海外企業との案件も開拓し始めたり、業種や規模を問わずさまざまなクリエイティブに挑戦しています。
どういったチーム編成で進行されているのでしょうか?
多湖:職種としては大きく「プロデューサー」「プランナー」「クリエイティブ」の3つがあり、案件によって各事業部からメンバーを選定し、チームを編成しています。
具体的には、ビジネス課題を見極め実行をリードするプロデューサー、ブランディングの軸から企画を練り上げるプランナー、そしてコアな着想を映像やコピーへと具現化するクリエイティブが連携し、課題に沿ったアウトプットを提供しています。
特にベンチャー企業やスタートアップの場合は、企業のVISIONやPURPOSEの策定といったインナーブランディングや、サービスの事業戦略から考えることも多いです。例えば「単一サービスでやってきたけどマルチサービスにしていきたい」「事業を水平拡大したい」といったご相談に対して、どういう風にサービス全体を展開していくか、売れる仕組みを作っていく”マーケティング”はもちろん、より企業の“コア”に近いところのご提案も含めて伴走させて頂くイメージですね。
幅広いオーダーに応える「NEWMANだからこその強み」は、どんな点にあると思いますか?
多湖:あえて挙げるとすると「メンバーの個性」ですかね。
当社は業務委託を含めて15名程度で運営しているのですが、その約半数が広告代理店系出身です。クリエイティブワークの最前線で戦ってきたからこそ業界の知識やいろいろな型を知っていて、それらを駆使して幅広い提案を行ってくれています。
一方で残りの半数はサービス、ブランド、スタートアップなど事業会社の出身なので、いい意味で常識から外れた提案ができるんです。例えば「動画をつくりたい」という向こうのオーダーから始めるのではなくて、「面白そうなビジネスですね」と事業やサービスを深堀していって「これを広めていくならこんな施策が必要ですよね」という形で、自由な視点で分析して結果的にクリエイティブの価値の提供につなげられるというか。
制作だけでなく事業戦略構想やコンサル的な伴走を行うなかで、クライアントと同じ目線に立って課題に向き合い考え抜くからこそ、新しいプロジェクトが次々生まれていくのがNEWMANならではの強みであり面白さだと思います。
多湖さん自身のご経歴も面白いですよね。
多湖:そうですね、最初はメーカー会社で3年半程インスタントカメラの商品企画やグローバル市場でのマーケティングを経験し、そこから「世界的な組織がどんな企業活動をしているのか」に興味を持ったので、Googleの日本法人に入社しました。
そこではデジタル広告を使ったマーケティングのコンサルや営業をメインに携わり、最後の1年くらいは興味の対象がモノからビジネスに移っていったので、新しいビジネスをつくる「Google X」という社内ベンチャーに所属していました。その後はベンチャー企業をいくつか経験し、今まで学んだことをベースに2024年からNEWMANを立ち上げました。
NEWMANはどんな想いで立ち上げられたのですか?
多湖:Google Xで携わっていたプロジェクトの創始者が元々世界的なデザイン会社にいた方で、デザインやイノベーションに造詣が深く「自分たちが解決したい課題」と、「どうソリューションをつくるか」というストーリーが、まだ実績も何もない状態の時から動画とスライドで全部定義されていたんです。それがチームメンバーにとってのバイブルになっていて、デザインやクリエイティブの力で人を駆り立てて新規事業に向かわせるパワーに感銘を受けて、最終的には「自分もあの人みたいになりたい!」と思うようになり、会社を立ち上げました。
クリエイティブエージェンシーを選んだのは、1社目のメーカー会社での”色々なデザイナーと協業しながら企画を出して世界に売っていく”という経験が自分にとってクリエイティブの原点になっていて、そこからGoogleで「事業パートナーであれ」という思いを叩き込まれたのが、現在の発想やスキルにつながっているように感じます。Google Xでの経験は、新規事業やスタートアップって面白いな、と思うようになったきっかけにもなりましたね。
ちなみに、NEWMANの社名にはどんな意味が込められているのですか?
元々「NEW」という言葉が好きだったことと、自分自身が誰かにとって”新しいチャレンジを始めるきっかけ”になりたい、という想いがあったことに由来します。
イノベーションや新しいチャレンジに対して、クリエイティブの力で伴走・後押しすることで社会を前進させる存在でありたい。自分自身、もしくは会社のメンバーが、企業やブランドの変化の媒介になってほしい。という想いを込めました。「MAN」は男という意味合いではなくてマンカインド(Mankind)、人という意味の単語ですね。
信頼できる“同志”として、リスクと未来を共有する。
そんなNEWMANには、どんなキャラクターのメンバーが集まるのでしょうか?
多湖:チャレンジングな”はみ出し者”が多いですね。広告業界は高度に分業化された専門職の世界である一方、NEWMANには「その枠を超えたい」という意思を持った人が多いように感じます。
例えば、今までビジネスプロデューサーとして働いてきたけどプランナーをやってみたい、ナショナルクライアントの案件をメインでやってきたけど地域ブランディングや地元の活動に携わりたいなど、クリエイティブの題材を変えたい人がシフトチェンジするきっかけとして入社することが多いです。
その姿勢は仕事にも現れていて、受注前の提案段階からブランドの課題や取り組みを理解しに行って、無駄になるかもしれないけどオーダー通りだけではない、自分たちなりのかなり踏み込んだ提案をしているんです。既存のメニューがあって発注してくれたら考えますという姿勢ではなく、「本当にこれでいいのか」「事業にとって何が必要なのか」をチームで本気で考えて、ぶつけにいくスタイルでどんな案件にも向き合っているのがNEWMANらしさなのかなと。
クライアントもチャレンジングな取り組みをしている方が多いですよね。
多湖:そうですね、新しい何かを始めるなかで「クリエイティブにもこだわりたいけど社内にリソースがないから協力してくれる会社を探そう」という流れでご相談いただくケースが多いので、いっしょにリスクをとって動く”同志”として、信頼関係を築きながら携わらせていただいています。
そういった面で言うと、僕たちはマルニさんも同志だと思っていますよ。
ありがとうございます。我々も多湖さんとは考え方や哲学が似ているなと感じていました。
多湖:単純に広告業界への解像度が高いだけでなく、僕たちの仕事への姿勢と同じで、目の前の会社や業界がどうあるべきかをきちんと考えられているので紹介してくださる方の質やマインドも良いですし、そこがマルニさんの良さだなと思っています。
考え方や目指す未来は同じだけど、手段が違う。といった感じですよね。
多湖:本当にその通りだと思います。マルニさんに紹介していただきやすいような会社になることが目標の1つになっているというか、大きな船の中のHR部門とクリエイティブ部門、くらいの感覚なので、共生関係にあると思っていて。自分たちの成長がマルニさんの可能性を広げることにもなるし、マルニさんに相談される求職者の方の仕事を作る、ポジションを生むことに僕自身のモチベーションも高まっているように感じます。
実際、自分にピッタリ合った仕事ってなかなか世の中にないんですよね。だから僕は自分で会社を作るという選択をしたんですけど、社員が持つスキルやキャラクター全てが活かせるポジションがあることが理想だと思っているので、そういった受け皿を作ることが僕の使命かなと思っています。
クライアントと、メンバーと。
共にチャレンジし続けられる環境を拡張していく。
NEWMANとして、今後新たにチャレンジしていきたいことはありますか?
多湖:日々変化している部分もありますが、1つ明確に目指していきたいと考えているのは、国内外の垣根を減らすことです。
海外展開だ!と息まくのではなく、当たり前に日本の仕事も海外の仕事もあるような状態を目指したいと思っています。当社にも英語ができるメンバーと全くできないメンバーがいるのですが、それによって刺激を受けるというか、自分たちが日々向き合うクリエイティブの広がりや可能性を感じさせる環境を用意することで、その先に何が生まれるのかを見てみたいなと思っています。
また、今後起業家やイントレプレナー、カルチャープラナー、ブランドオーナーの方々と事業やクリエイティブを作って伸ばしていくことに大きな機会を感じていて、現在お付き合いのあるクライアントからも「年間で契約したい」「中長期の事業計画を共有して伴走してもらいたい」とご依頼いただくことが増えているんです。だからこそ、クリエイティブのクオリティを上げていくことで、これから育っていく事業や産業にきちんと還元していきたいなと考えています。
今後の採用活動においても、そういったチャレンジに共感してくれる方がターゲットになるでしょうか?
多湖:そうですね、僕たちの想いや姿勢に共感してくださることは前提として、採用の軸としては2つあって、
1つは先程も申し上げた通り、職種転換や業界転身といった、現状からピボットしたいと考えている人にとってはすごくいいチャンスになると思います。僕たち自身も変化を恐れないチャレンジャーな存在になりたいし、そういう人をメンバーとして求めているので、もしそこにピンと来る方がいれば、先入観を持たずにお声がけいただきたいです。
もう1つは、ガッツのある前向きな方にはぜひうちのエネルギーになってほしいと思っています。明るくてポジティブな姿勢で物事に取り組める方はその人自身が可能性の塊で、”人間ベンチャー”のようなクリエイティブな存在だと思っています。年齢や経験に関わらず、フレッシュな視点を持って課題に向き合える方と一緒にチャレンジしていきたいと思っています。
最後に、現在転職を考えられている方々へのメッセージをお願いします。
多湖:NEWMANは、まだまだチャレンジを始めたばかりの若い会社です。分かりやすい教育プログラムがあるわけではないですが、その分メンバーの存在がそのまま組織を拡張する力になっていくような環境で、さまざまなチャレンジと向き合うことができます。
自分で自分を駆動させながら、学んで、考えて、チームでクリエイティブを磨いていくことに楽しさを見出せる方にとっては最適な環境だと思うので、転職という大きなチャレンジの背中を押すような存在になれたら幸いです。








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